家事のスキルを活かせる仕事
近年、利用者が増加している家事代行サービスの仕事では、専業主婦の家事スキルを活かせます。家事代行サービスのスタッフの仕事は一般家庭の主婦が普段している家事を代行するもので、専業主婦にはピッタリといえるでしょう。専業主婦は毎日自宅で家事を頑張ってもお給料はもらえません。特に幼い子供がいる場合、長時間ハードな仕事をしているのと同じです。そんな育児経験、家事経験があなたのスキルとなり、お仕事としてお給料がもらえるのです。
家事代行サービススタッフの雇用形態はパートやアルバイトがほとんどです。家事代行サービスをしている会社に登録して働く派遣形式であることが多いようで、しっかり働きたい人には、契約社員や正社員登用を行なっている会社もあります。
その主な仕事の内容は派遣先の家庭の掃除や洗濯などの家事一般、料理などの他に、幼児や児童のいる家庭ではベビーシッターやキッズシッターとしての役割を、高齢者がいる家庭では高齢者介助の役割を求められます。その勤務時間は9時~18時くらいの場合が多く、一軒当たりの所要時間は提供するサービス内容によって違いますが、2~3時間程度が多いようです。残業はほとんどなく(繁忙期には残業がある場合もありますが)、自分の都合のいい曜日や時間に働けるのがメリットです。
勤務場所は依頼主(派遣先)のお宅が勤務場所となります。基本的には依頼主のお宅に直接伺って仕事をして、終了後は自宅に帰る、いわゆる直行直帰となります。会社に出勤しての仕事や広告ポスティングなどのお仕事がある場合もあるようです。
給料は、会社や勤務地によっても異なりますが、時給1,000円~1,300円程度です。研修期間中は、時給が数十円から数百円程度減るところが多いようです。さらに給料は経験や年齢にあまり関係ありません。仕事自体も経験や年齢に関係はありません。基本的には自分の持っている家事スキルを駆使して、働けばいいのですが、テキストでの勉強や掃除道具を使っての実習など研修制度もあるので、未経験者でも安心です。ですから働きながら家事スキルを磨くこともできます。
一応どの家事代行サービスの求人も、家事経験があることを条件にしており、資格や学歴が問われることはほとんどありません。でも、ベビーシッターや介護も請け負っている会社の場合は、保育士や幼稚園教諭免許、ヘルパーなどの資格を持っていると、採用に有利でしょう。料理が苦手など、不得手な家事があっても、適正に応じた仕事を紹介してもらえます。